クリップスタジオで漫画・イラスト・デザインもできる
こちらへたどり着いてしまいましたか…
よほど漫画やアニメが好きな方でしょうか?
それとも漫画アニメを見るより描く方が好きな方でしょうか?
もしかしたら雑誌などで担当ページなどを持っているパワーのある描き手の方でしょうか?
いずれにせよ、
漫画やイラストを読んだり見たりする以上に、漫画やイラストを描く事に興味を持っているという事は間違いないですよね?
えっ?漫画やアニメは好きだけど絵は描けない?
結論から伝えるなら大丈夫です。絵を描ける・描けない、で言えば絵は描けるようになります。
幼稚園や小学生の頃を思い出してほしいのですが、現在書ける文字を初めて書いたとき、今、書けるようにバランスよく書けましたか?
絵もそんな感覚です。
何事においても修業は必要ですが、絵が描けるようになるのか?描けないままなのか?と言われれば、上記の理由で絵は描けるようになりますよ。
自身でも体験してきた道なのでこの点は間違いないはずです。
今でも「絵がうまくないと漫画やイラストを描いちゃいけない???」と度々聞かれますが、
いやいや、描くから描けるようになるんです。
漫画家でないと漫画は描けない?
このページをご覧になる方の中にいるかはわかりませんが、世の中には、絵は描けないけど漫画(やアニメ)を描きたいんだ!と豪語される方もいたりします。
しかし、
私自身もその気持ちも非常にわかります。コンピュータのプログラムが分からないのも関わらず、
テレビゲームを作りたいと思っていましたからね。
ここで漫画とは何か?などの議論はあえてしません。
業界なりの指針もありますし、プロとアマチュアで捉え方も違うでしょうし、
そもそも、あなたの中であなたなりの答えは出ているでしょうからね。
漫画とは何か?と言えば、「人間ドラマを描く」。
この一言で完結だと思いますが、それをコマを割って描くのが難しいとか、演出の運びが難しいなどと言えば、
それはまた漫画の描き方の技法などの部分になるのでこちらで漫画の描き方などの教本をおすすめします。
漫画の描き方の本は以前からありますし、時代的に漫画を教える学校や塾もありますからね。
漫画家じゃなきゃ漫画は描けないのか?絵がかけなきゃ漫画は描けないのか?
という質問に関してなら、
漫画家でなくても絵が描けなくても漫画は描けます。
ただ、
商業誌に掲載され連載を勝ち取る。俗にいう「商業作家」という事でいえば、プロの野球選手やサッカー選手のように、血のにじむような努力が当然必要です。
描いた漫画が人気が出るのか?出ないのか?は、世の中の流行や作者自身の天才ぷりや奇人変人ぷりも絡んできますし、
印税生活のような権利的収入をも視野に入れているような事業家目線なら、出版社のパワーも大きく絡んでくるでしょう。
……
話がそれました…
大学ノートに鉛筆でコマを割り、
丸と棒で描いた棒人間が何かをすれば、それはもう漫画です。
プロ漫画家でなくても(アマチュア)でも漫画を描くということはできます。
クリップスタジオは漫画イラストソフトだけど用途が豊富
一昔前なら、
漫画なら紙と鉛筆でコマを割り、イラストなら紙に鉛筆で描きインクや絵の具などで着色するしかありませんでした。
それが今では…
パソコンやタブレットにペイントソフトのクリップスタジオをインストールして、鉛筆や筆の代わりとなるペンタブレットで描いていく。
デジタルなので、当然、ペン入れや着色の失敗もリカバリできます。
今まではアナログでしか描けなかった表現がパソコンやタブレットを介して、
アナログ的な表現ができるうえ、更に表現の幅を増しているわけです。
すごく良い時代になったと思いますよ。
デザインソフトとしても秀逸のクリップスタジオ
フォントの種類もたくさんあり、カラーパレットや表現技法もさまざまあるので、デザインソフトとしてもお手の物です。
余談ですが、クリップスタジオはフォトショップの代わりとしても結構使えたりします。
こちらはアナログ線画で描いたもをスキャンし、
背景をペイントツールで塗り、上下に青いバーを入れ、白のヌキ文字でプリント。
その後、
コピックというカラーマーカーペンででキャラクタを塗り、その後、再度スキャンし色調調整。
そして完成したのがこちらのデザイン。
表面はクリップスタジオにて、
テキスト文字を打ち込み多少のサイズ変更。
こういう事も簡単にできたりするので、クリップスタジオは漫画やイラストだけでなくデザインソフトとしても便利だったりします。
漫画やイラストを描いていたんだよね… 昔の話だけど
以前描いていた方ならお分かりになるかと思いますが、コミケなどで販売者側の方はともかくとして、見せられる相手はせいぜい自分の知り合い止まりなんですよね。
それが今では、
インターネットを介して世界中の漫画やイラストを好きな方へ見せることも可能ですし、デザインなどを探している企業などに見てもらうことも可能です。
ピクシブといったメジャーなイラスト特化型のサイトもあったりするのでさまざまな方に見てもらうという点でいえば、世間でいうプロになる前から同じような環境も持つことが可能です。
そして、
そんな絵を描ける描き手を探している会社と個人を繋げてくれる「ココナラ」や絵というデザイン全般を一括でオーダーできるEagleGraphics(イーグルグラフィクス)のような企業もあるわけです。
インターネットがない時代なら出版社などの雑誌に掲載されなけば、日の目を浴びなかったであろう絵やイラストが今では誰でも見てもらうことが可能となりました。
そして仕事へつながることも…
これはインターネットという道具を自在に扱える現代人の特権でもあります。
こういう現在を取り巻く環境やデジタルペイントツールを見ていると、以前描いていた頃の「ただ単純に楽しいから描いていた」頃の気持ちが甦りませんか?
いつかどこかのイラスト投稿サイトで出会える事を楽しみしています。
⇒ 初心者でも扱いやすいお絵かき定番ソフトのクリップスタジオ