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時代的なものもあるし、
うちの父もそうなので、
【仕事は盗んで覚えるもの】
と納得できるし違和感なく育ってきましたよ。
その一方で
【きちんと教えてくれないから】
というのも納得できるんだよね。
というのも、
基本的に何をしても「不器用だねぇ」と言われ育ってきましたからね。
当然のように
物分りも悪く…
なかなか理解できない…
実際にやってみてもなかなかできない…
そして壊して余計な仕事を増やす…
そして大体の方は痺れを切らして、
教わろうとしても教えてくれなくなるわけですが。
感覚的には人が5~10回でできたり慣れたりする事が人の100倍はかかる感じでしょうか。
でも、
たまにいてくれるんですよ。
その100倍かかる事に付き合ってくれる方が…
その方は当然、
500~1000回教えるつもりで教えてくれるので、
それはとてもとてもとても細かく教えてくれます。
アホな事でもバカな事でも聞けば教えれくれるし、
わからなければ日常生活とリンクさせて教えてくれたりもするし、
わからないなりにこちらの趣味で例えてくれたり、
などをしてくれるわけですよ。
俺としても、
すぐに覚えられればいいわけですけど、
そうはいかないのが俺のいいところ。
そもそも、
そんな器用に生きられているならこんな事を書くわけないじゃん(笑)
そんなやり取りが常日頃ですから、
人見知りなこちらも必然的に距離が近まるし、
教えてくれる方のクセもわかってくるし、
結果的に1000回かかるものが、100~300回で覚えられるわけです。
それでも…
そんなにかかるのかよ!?
バカじゃないの!?
人生辞めちまえよ!
と言われればアレですが…
いつまでも教え飽きる人ばかりだったら覚えられないし、
自分なりでも、
やろうとすれば1000回でうまくいくかもしれないし、
もしかしたら3000回かもしれないわけです。
もっともしかしたら、
諦めざるを得なかったわけですからね。
それに比べたら、
100~300回繰り返したくらいで覚えられて、自分のモノにできるなら天国でしょ☆
そして、
そういう方は俺にとっては確実に人生の恩人ですよ。
長い人生で振り返ったら、
たかだか数10~数100回の接触かもしれないけど、
そのキッカケがあるから今の俺がありますからね。
あのとき、あの人だけが、諦めずに教えてくれた…
不器用は不器用なりに今回の人生を全うしないといけないわけですから。
会社組織の中だろうが、
そうじゃなかろうが、
そんな通りすがりの不器用にちゃんと教えてくれる方もいるわけですからね。
そんな方はどう考えても恩人ですよ。
あいつが成長してくれたからこの仕事がうまくいった…
あの人に教わったからこの仕事を終わらせることができた…
教える方も教わる方もこの心は忘れずに生きていきたいものです☆